六甲ビール醸造所     

Youth Against GOLYAT

GOLYAT(ゴリアテ)の話はご存知でしょうか。
ゴリアテは旧約聖書に登場するペリシテ人の巨人兵士で、身長は3メートルほどもあり、57キロの鎧を纏い、持っていた鎗は6.8キロもあったという。ある戦いで羊飼いの少年が投石機で放った石を額に受けて昏倒し、自らの剣で首を刎ねられ絶命してしまった。この故事にちなんで、弱小な者が強大な者を打ち負かす番狂わせの喩えを「ジャイアント・キリング」と呼んでいる。

古き者と新しき者の融合

六甲ビールは創業23年を迎えようとしています。創業者の中島郁夫は現役の社長ではあるが、御年76歳だ。
現在は息子であり専務取締役である中島学率いる精鋭達が全ての業務を担っている。
社長の中島郁夫がやってきたこと、それは全て自分の手で作り上げること。
その精神は、若手スタッフにもきちんと受け継がれている。
第一工場は創業当時から稼働しているが、建物も設備も古い。だが自分たちでできることはなんでもやっている。壊れたところを直し、足りないところを造り、不便なところは改良し、現在でもフル稼働だ。
そして、第二工場は中国から設備を導入した。なぜならとても安いから。普通の人は手を出さないのかもしれないが、そこは「なんでも自分達でやる」という精神が根付いてるから、苦労しつつも乗り越えてきた。今では、大量生産にもびくともしない設備となり安定供給している。
今の環境は、古き者だけではなし得ないし、新しき者だけではなし得ない。
古き者と新しき者が融合したからこそできた環境である。

固定概念の破壊

もともとあった業界に参入するということは、そのしきたりや決まりごとなど、面倒なことが多い。
ビール業界もそのひとつではないだろうか。
伝統を守る事も大切だが、伝統に囚われすぎても良くない。
固定概念を破壊して、誰もやっていないなら自分たちが一番乗りでやってやる。
自分の本能のままに行動すれば、俺たちは、誰よりも美味いビールが作れる

創造し続ける

「出る杭打たれる」本当にそうだろうか。
では出過ぎた杭はどうなる。出過ぎた杭は打ちにくいのだから、であれば出過ぎてしまえば良い。
美味しいビールを造り続けるのは当たり前の話だが、今の味に甘んじることなく、常に改善改良について思考をめぐらし実行検証し、ブラッシュアップをし続けていく。
常にアンテナを張り巡らせ、他社や他国の美味しいビールに出会うことも忘れていない。
そして「この美味しいビールを自分で造りたい」というチャレンジへ繋がっていく。
ブラッシュアップと、チャレンジが創造し続けるということだ。

尽きることのない情熱

気負え!意味は自分こそはと意気込むということ。そんな気持ちでビール造りに挑むのはかっこ悪いでしょうか。
美味しいビールは、美味しいビールを造りたいという気持ち(=情熱)がなければ造れません。
でもボサッとしていたらすぐに燃え尽きてしまうのが情熱。
少しくらい勇み足くらいがちょうどいい。

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